多汗症

多汗症

多汗症には全身性に汗が増加する疾患と、局所性に汗が増加する疾患があります。 美容皮膚科で治療の対象となるのは、後者の局所性のものです。

局所性に汗が増加する部位で問題になりやすいのが、ワキ、デコルテ、背中、手のひら、足の裏などです。

多汗症に対しては、塩化アルミニウム外用療法、イオントフォレーシス、交感神経遮断術などの治療法がありますが、副作用や効果において必ずしも満足のいくものとは言えない場合があります。

多汗症に対する比較的新しい治療法として、ボツリヌストキシンという薬を局所に注射する方法があります。
比較的簡単な治療ですが、効果が高く、副作用もほとんど見られないことから、美容皮膚科では近年盛んに行われています。当院でも多汗症の治療にはボトックス注射を行っています。

◆ボトックス注射の詳細についてはこちら

痛みを和らげるために麻酔クリームの塗布や笑気麻酔の併用をおすすめしています。手のひらや足の裏は痛みが強いので、麻酔クリームを併用しないとかなり辛いです。
局所に少しずつ場所を変えながら注射していきます。例えばワキの場合、片側のワキで20ヶ所から30ヶ所くらいに注射をします。

【担当医より一言】

圧倒的に希望される方が多いのはワキです。暑くなり始める少し前くらいにボトックス注射を受けていれば、夏場を相当快適に過ごすことができます。

料金

施術範囲価格(税込)
¥44,000
手のひら¥55,000
足の裏¥55,000
前胸部(中心部)¥55,000
上背部(中心部)¥55,000
※上記は100Uまでは記載の料金で可能です。
それ以上の単位を必要とする場合は、治療前治療後にかかわらず10Uあたり4,400円(税込)で追加可能です。

よくあるご質問

1回で治りますか?
ボツリヌストキシンの治療の効果は永続的ではありません。
その場合でも汗をかきやすい夏場だけに限定して注射することもできます。
効果の持続期間はどれくらいですか?
個人差が大きいですが、一般的に約半年程度です。
副作用はありますか?
普通にありうる副作用は注射時の針の跡や内出血です。
小さいものは数日で消失しますし、長くとも2週間程度で吸収されます。
他に非常にまれだがありうる副作用として、感染、アレルギーなどがあります。
痛みが心配です。
注射を使いますので痛みはあります。ただ、ワキについては、麻酔なしで受ける方もいらっしゃいます。
手のひらと足の裏は痛みが非常に強いので、麻酔クリームを塗布してから受けることをお勧めしています。
ある部位の汗を止めると、他の部位の汗が増えませんか?
可能性はあります。汗は体温の調節に重要な働きをしており、汗をかくことで体温を下げる効果があります。
そのため、たとえばワキの汗を止めることによって背中の汗が増えるということはあり得ますし、患者様からそのようなお話を伺うこともあります。
もっとも、頻度としては多くはありません。
どれくらい汗は出なくなるのでしょうか。全く出なくなりますか?
注射量によりますが、おおむね9割くらい汗は減少します。
全く出なくなることを保証するものではありません。

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