アフターピルは薬局やマツキヨで購入できるの?ドラッグストアで入手できる値段・種類を解説

「アフターピルはマツキヨなどの薬局でも入手できるの?」
「アフターピルの入手方法や値段を知りたい」
アフターピル(緊急避妊薬)は72時間以内に飲むことで高い効果を発揮するため、薬局ですぐに入手したいと考えている方も多いでしょう。
2025年現在、アフターピルは処方箋がないと薬局で入手することができません。
アフターピルは医療用医薬品のため、日本では医師の診察を受けたうえで購入する必要があります。
参考:厚生労働省|「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に基づく薬局における対応について
- 産婦人科を受診し処方箋を出してもらう
時間によっては、待ち時間が発生したり診療時間外で受診できない可能性がある - 薬局の処方せん受付窓口で処方箋提出
- 薬剤師からアフターピルを受け取る
薬局でアフターピルを購入するためには、上記の3つの手順を踏む必要があります。
普段ドラッグストアで買い物するように購入できるのではなく、処方せん受付窓口に行く必要があるため注意してください。
全国で145店舗のみに限られますが、処方箋なしでアフターピルの販売を行っている薬局もあります。
ただ、販売条件が複数あるため、対象者に当てはまるかを確認したうえで利用する必要があるでしょう。

薬局でのアフターピル入手は病院でまず処方せんを出してもらう必要があり時間がかかってしまいます。
急ぎでアフターピルを手に入れたい方は、オンライン診療のクリニック利用がおすすめです。

アフターピルを薬局とオンラインクリニックで
入手する際の時間・場所・リスクを比較
購入方法 | オンライン クリニック | 薬局 |
---|---|---|
入手時間 | 最短当日に 自宅に届く | 翌日~数日 ※営業日のみ |
対応場所 | 自宅から 利用可能 | 近くの薬局 |
リスク | なし | 想定より入手に 時間がかかる |
当記事では、薬局でアフターピルの入手が難しい理由やアフターピルおすすめクリニックでの入手方法を解説しています。
アフターピルについて当記事で分かること ※クリックで詳しい説明にスクロールします |
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アフターピルは薬局では入手できない 医師の処方箋がないと購入不可 |
オンラインクリニックでの購入がおすすめ 自宅から受診し郵送で処方してもらえる |
アフターピルを薬局よりもなるべく早く入手したい方は、ぜひ参考にしてください。
Kinshicho beauty clinicでは、美容皮膚科・外科の施術をおこなっております。
ピルの飲み始めはホルモンバランスが乱れやすく、一時的ににきびなど肌荒れしやすくなる可能性があります。
そのため、ピルを服用した際の体調不良がご不安な方はお気軽にご相談ください。
アフターピルをマツキヨなどの薬局で入手できない理由は医師の処方箋が必要なため

アフターピルは医師の診察が必要な「医療用医薬品」のため、薬局では処方箋なしで入手することはできません。
実際に、マツキヨやスギ薬局など気軽に立ち寄れる薬局では、アフターピルの取り扱いがありません。
しかし、処方箋を提出することによって、薬局でもアフターピルを受け取ることができます。
処方箋あり | 処方箋なし |
---|---|
処方せん受付 対応の薬局 ※院外処方 | 全国で145店舗のみ ※研究のための試験販売 |
また、一部の薬局では厚生労働省から委託を受けた調査研究としてアフターピルを試験販売しています。

ただ、試験販売を行っている薬局は限られており、営業時間も限られているため、妊娠のリスクがある性行為後すぐに入手したくても営業していない場合があります。
その点、オンラインクリニックは薬局と比べて処方のスピードが早く、処方までの流れの違いは以下になります。
- 公式サイトから申し込む
- 電話などで医師の診察を受ける
- 最短即日で自宅にアフターピルが届く
そのため、すぐにアフターピルを入手したい方は、最短即日でピルを処方してもらえるオンラインクリニックがおすすめです。
- 通院なしで自宅から医師の診察を受けられる
- いつでも好きな時間に診察できる
- 最短即日にアフターピルが配送される
オンラインクリニックなら、自宅でスマホやPCから医師の診察を受けられる特徴があります。
また最短即日にピルが届くため、今すぐアフターピルが必要な方はオンライン診療を検討してみてください。
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アフターピルを薬局で入手するためには処方箋が必要になります。
一部薬局では試験販売を行っているものの、販売条件や対象店舗が決まっています。

なるべく早くアフターピルを手に入れたい方は、オンラインクリニックでの処方を検討してみましょう。
一部の薬局では2023年11月からアフターピルを試験的に販売している

2023年11月20日から、一部の薬剤師がいる薬局でアフターピルの処方箋なし販売を試験的に導入しています。
しかし、処方箋なし販売はあくまでも調査研究のため、購入者は研究内容を理解している必要があります。
- 処方ではなく調査研究への参加になる
- 販売薬局へ行く前に事前相談が必要
- 質問やアンケートに回答できる方のみ
前提として、現状もアフターピルの処方には医療機関の受診が必要です。
薬局でのアフターピル購入は調査研究への協力となるため、質問やアンケートに回答できる方のみが利用できることを認識しておきましょう。
また、薬局で購入したアフターピルは、薬剤師の目の前で服用する必要があります。
薬局に行く前にも、売り切れや購入に行く時間などを事前に電話で確認・相談する必要があるため注意してください。
薬局に持っていくもの
- 公的身分証明書
- 本人のスマートフォン、メールアドレス
- 緊急避妊薬+妊娠検査薬の購入費用
- お薬手帳
薬局でのアフターピルの処方箋なし販売は、購入までの手順が多いため理解したうえで利用するようにしましょう。
参考:厚生労働省|緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業
薬局でのアフターピルの値段は7,000~9,000円程度

薬局で購入できるアフターピルの値段は、7,000~9,000円程度と相場より少し安いです。
レボノルゲストレルの価格相場 | |
---|---|
薬局 | 約7,000~9,000円 |
オンライン診療 | 約8,000~15,000円 |
ただ、アフターピルは自由診療(保険適用外)のため、薬局でも手頃な価格で購入することはできません。
参考:緊急避妊薬の取り扱いについて|ツルハドラッグ
オンライン診療は、診察料込みで料金設定されていることが多く、移動の手間なども考慮すると薬局より利用しやすい可能性もあります。
また、薬局で購入できるアフターピルは、72時間有効の「レボノルゲストレル錠」に限られます。
薬局での購入は、事前申込や薬剤師との面談を経て購入する必要があり、手続きが少し複雑です。
そのため、アフターピルの服用を急いでいる場合は、やや高くはなりますがオンライン診療の利用がおすすめです。
アフターピルを試験販売で購入するには条件が多く市販化は未定

アフターピルを薬局の試験販売で購入する条件は、以下のとおりです。
- 研究への参加に同意できる
- 16歳以上の女性
- 日本語で意思疎通ができる
- 服用する本人のみ
- 未成年の方は保護者の同意・同伴が必要
アフターピルを薬局で購入できるのは、性交同意年齢に基づき16歳以上の女性に限られます。
つまり、男性や代理人はもちろん、性交から服用までが72時間を超える方などには販売を行っていません。
また、薬局での試験販売は研究参加に同意する必要があるため、説明を理解できない場合もアフターピルは購入できません。
- 説明文書を読み研究について理解する
- 薬局へ電話で事前に相談する
- 薬局に行く前に「公的身分証明書・スマートフォン・緊急避妊薬/妊娠検査薬の購入費用・お薬手帳」を用意する
- 薬局で薬剤師と面談する
- 説明と同意・購入・服用
- 薬局でアンケートへ回答(1回目)
- 服用から3~4週間後にアンケートへ回答(2回目)
アフターピルの薬局での販売は一部店舗で試験的に行われているため、自宅の近くにない場合も多いでしょう。
また、アフターピルの試験販売に対応している薬局だとしても、販売に関する条件を満たせない場合は購入できないので注意してください。
Yahoo!知恵袋でも、アフターピルは薬局で買えるのかといった内容の質問が多数寄せられていました。
海外のアフターピルの販売状況 | |
---|---|
薬局で販売 | アメリカ |
薬剤師の服薬指導が必要 | イギリス ドイツ フィンランド |
薬剤師・医療従事者の服薬指導が必要 | インド |
処方箋が必要 | シンガポール 韓国 |
日本は韓国やシンガポールと同様、アフターピル購入には原則処方箋が必要で、販売状況は国によって異なることを認識しておきましょう。
アフターピルを通販サイトで購入すると偽造品や副作用のリスクがある

アフターピルを通販サイトで購入するのは極めて危険です。
通販サイトでは、日本で有効性や安全性が確認されていない海外製のアフターピルが多く出回っているためです。
実際に、通販サイトで購入した医薬品によって健康被害が生じた事例も少なくありません。
インターネットを介してインド製と表示された経口妊娠中絶薬を個人輸入し、服用した20歳代の女性(妊婦)において、多量の出血やけいれん、腹痛の症状が生じ、医療機関に入院した事例が報告されました。
引用:厚生労働省|あやしいヤクブツ連絡ネット
通販サイトのアフターピルには、有効成分が含まれていないものや、全く違った成分が含まれている可能性があります。
個人で購入した場合、健康被害や副作用が出ても医師に相談することができません。
アフターピルは、海外では市販されていますが、日本では医師の処方せんが必要であることを認識しておきましょう。
参考:厚生労働省|処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売について
粗悪品・偽造品との区別がつかない
アフターピルを通販サイトで購入すると粗悪品や偽造品が紛れている恐れがあります。
通販サイトで販売されているアフターピルは、ほとんどが海外から個人輸入されたものです。
海外製のアフターピルは、日本の薬事法の規制を受けていないため、成分が偽装されていたり、有効成分が全く含まれていなかったりすることがあるので注意しましょう。
- PTPシートに包装されているか
- 薬剤識別コードがあるか
- 日本語表記があるか
偽造薬は見分けにくく製造されている可能性が高く、上記の特徴だけで判断することはできません。
また、海外製のアフターピルは不衛生な環境で製造されている場合もあり、不純物や雑菌が混入している可能性があります。
偽物のアフターピルは、避妊効果が期待できないだけでなく、健康被害にあうリスクも高くなるので通販サイトでの購入は避けましょう。
副作用の対策や相談ができない
通販サイトで市販のアフターピルを購入すると、副作用が出た時の対策や相談ができません。
海外製のアフターピルは、説明書に日本語表記がないことが多く、服用方法や用量を誤ってしまう恐れがあります。
誤った服用方法は、吐き気や頭痛といった副作用が起こる確率を高めます。
副作用が起こった場合の対処方法 | |
---|---|
通販サイト | 自己判断になってしまう |
オンライン診療 | すぐ医師に相談できる |
薬局 | 医療機関を受診する |
また、個人輸入した医薬品については、医師や薬剤師といった専門家でも、その成分や作用に関する十分な情報を有しておらず、迅速な対応が難しい場合があります。
アフターピルを安心して服用したい方は、医療機関を受診するようにしましょう。
手元に届くまでに時間がかかる
アフターピルは、避妊に失敗した後、有効時間内に服用しなければなりません。
しかし、海外から個人輸入するアフターピルは、手元に届くのに時間がかかってしまいます。
悪質なサイトでなくても、手元に届くまでの所要時間は1週間以上とされています。
購入方法 | 所要時間 | リスク |
---|---|---|
通販サイト | 数日~1週間 | 偽造品・ 副作用など |
オンライン診療 | 即日~数日 | なし |
アフターピルは、服用のタイミングが早いほど避妊効果が高く、海外から輸入している間に避妊効果がなくなってしまう恐れがあります。
どうしても自宅でアフターピルを受け取りたい方は、医師の診察が受けられるオンライン診療を検討してみてください。
アフターピルを薬局以外で入手するにはオンライン診療や産婦人科を受診する

アフターピルを薬局以外で入手するには、オンラインクリニックや産婦人科・婦人科を受診しましょう。
特にオンラインクリニックなら自宅から受診しすぐにピルを配送してもらえるため、今すぐアフターピルが必要な人におすすめです。
アフターピルを 入手する方法 | メリット |
---|---|
オンライン クリニック | 自宅で誰にもバレずに診療を受けられる 夜間でも診療してもらえる 早くアフターピルを入手できる |
産婦人科・婦人科 | 医師に対面で相談ができる |
2024年時点で、日本では医師の診察を受診しなければアフターピルを入手できません。
そのため、なるべく早く服用したい方は、LINEで完結するなど待ち時間なしで利用できるオンラインクリニックがおすすめです。
オンラインクリニックは相手の顔が見えないこともあり、本当に医師が処方してくれるのか心配な方もいるのではないでしょうか。
しかし、処方箋の発行は医師でなければ行えないため、オンライン診療を行うのも医師でなければいけません。
医師法(第20条)
医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方せんを交付し、自ら出産に立ち会わないで出生証明書若しくは死産証書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない。但し、診療中の患者が受診後二十四時間以内に死亡した場合に交付する死亡診断書については、この限りでない。
引用:e-Govポータル
クリニックによっては、公式サイトに医師の情報が掲載されているため確認してみると良いでしょう。
サイトの情報だけでは不安な方は、厚生労働省が提供する「医師等資格確認検索」を活用して判断してみてください。

クリニックを選ぶ際は、すぐカウンセリングを受けられることや、最短即日でピルが届くことを基準に検討しましょう。
クリニックや産婦人科などの対面診療は、医師と対面で相談したい人に適しています。
持病やアレルギーがある人も、医師に相談することで不安を和らげることが出来ます。
オンラインクリニックは自宅から医師の診察を受けることが出来て、周りにバレることがありません。
診療時間が長く夜間まで診療していることが多く、当日診療も受け付けており、待ち時間なしで15分程度で診療が完了します。
最短で当日発送してくれるクリニックも多いため、すぐにアフターピルを入手したい方はオンラインクリニックを利用しましょう。
オンライン診療はアフターピルをなるべく早く入手したい方におすすめ
オンライン診療とは、電話・ビデオ通話などを使って、自宅で医師の診察や処方を受けることができるサービスです。
病院に足を運ばずとも、医師の診察から処方、自宅への配送までを迅速に対応してもらうことができます。
- LINEや公式サイトから申し込む
- 電話などで医師の診察を受ける
- 決済完了後、自宅にアフターピルが届く
- アフターピルを服用する
自宅近くに夜間・祝日に診療している産婦人科がない場合も、オンライン診療なら隙間時間にすぐ医師の診察から処方までを受けることができます。
そのため、病院とオンライン診療で大きく異なる点は対応の速さと診療時間の長さといえるでしょう。
- 最短当日にアフターピルを受け取れる
- 診療時間が長く夜間・早朝にも対応してもらえる
- スマホがあればどこからでも利用可能
- 後払いでの支払いにも対応
ピルオンラインクリニックによっては、8,000円台から処方を受けられるので、早さと安さのどちらも重視したい方にはぴったりでしょう。
ソクピルやメデリピルなら、アフターピルを8,000円台から処方可能で、リーズナブルに利用できます。
産婦人科・婦人科は対面で医師に相談したい方におすすめ
ほとんどの産婦人科や婦人科では、アフターピルの処方を受けることができます。
受診の際には、以下の内容を確認しておくとスムーズに処方が受けられるでしょう。
- 来院前に予約は必要か
- 院内処方に対応しているか
- 営業時間や休診日はあるか
- 持ち物は何が必要か
産婦人科によっては、キャッシュレス決済が使えない場合もあるため、現金は多めに持参するようにしましょう。
また、アフターピルの診察は自費診療になることが多いですが、万が一ほかの検査が必要になった場合に備えて健康保険証も持参しましょう。
アフターピルについて直接医師に相談したい方は、産婦人科の対面診療を受診しましょう。
アフターピルの種類や価格相場・副作用は?服用時間ごとに紹介

アフターピルの種類は、服用時間で大きく2種類に分けることが可能です。
72時間以内に服用できる場合はノルレボ・レボノルゲストレルを服用しましょう。
72時間以内に服用できない場合は、120時間以内に服用すれば効果を発揮するエラがおすすめです。
ただエラはノルレボに比べて避妊率が少し上がることにより、価格も上がる傾向があるため、注意しましょう。
ここではアフターピルの種類ごとに、価格や副作用を解説します。
72時間以内に服用できるならレボノルゲストレル・ノルレボ

レボノルゲストレルとノルレボは、72時間以内の服用に適してます。
価格や副作用は、以下のとおりです。
服用時間 | 72時間以内 |
---|---|
価格(相場) | 8,000円〜15,000円ほど |
副作用 | 不正出血、頭痛、吐き気、 体のだるさ、眠気、胸の張りなど |
レボノルゲストレルとノルレボの違いは、価格です。
レボノルゲストレルは、ノルレボのジェネリック医薬品にあたります。
そのため、レボノルゲストレルならノルレボよりも購入費用を抑えることが可能です。
レボノルゲストレル | 6,000〜10,000円 |
---|---|
ノルレボ | 8,000〜15,000円 |
先発医薬品のノルレボは、8,000円〜11,000円ほどが相場価格となります。
一方でレボノルゲストレルの相場価格は、8,000円〜11,000円ほどです。
同じ72時間以内のアフターピルでも、ジェネリック医薬品かどうかで価格が異なります。
120時間以内の服用ならエラ
服用時間 | 120時間以内 |
---|---|
価格(相場) | 8,000円〜1,8000円ほど |
副作用 | 吐き気、頭痛、倦怠感、 腹痛、生理周期の遅れなど |
エラは72時間以内のアフターピルよりも、相場価格が高いです。
なぜなら、120時間以内の服用で緊急避妊効果が期待できるためです。
しかし、副作用の症状は24時間以内に収まる場合がほとんどです。
エラは避妊効果が期待できる時間が長く、副作用も比較的短時間で収まる傾向にあります。
アフターピルの服用方法は?タイミングと避妊効果について解説

アフターピルの服用方法に関するポイントは、以下のとおりです。
- 1回1錠を規定時間以内に服用する
- 服用後の性行為に避妊効果はない
- 服用が早いほど避妊効果の低減を予防できる
アフターピルで緊急避妊効果を狙うには、適切に服用することが大切です。
次の項目からは、アフターピルの服用方法に関するポイントについて詳しく解説します。
1回1錠を有効時間以内に服用する

アフターピルは以下の種類があり、服用回数を守って有効時間以内に飲むことが大切です。
レボノルゲストレル法 | ウリプリスタール法 | |
---|---|---|
商品名 | ノルレボ | エラ |
有効時間 | 72時間以内 | 120時間以内 |
服用回数 | 処方後すぐに1錠 | 処方後すぐに1錠 |
避妊率 | 97% | 98% |
- 水またはぬるま湯で服用する
- 服用前後は飲酒しない
- 服用後すぐに吐いた場合は再度服用する
アフターピルを規定量以上で服用すると、身体に負担がかかるため、必ず守るようにしてください。
アフターピルの副作用として吐き気や嘔吐がありますが、服用後すぐに吐き出してしまった場合は再度服用するようにしましょう。
またアフターピルはカフェインやアルコール、炭酸飲料で服用せず、水またはぬるま湯で1回1錠服用してください。
吸収を阻害されてしまい、緊急避妊効果が期待できなくなる恐れがあるためです。
服用後の性行為に避妊効果はない
アフターピルは避妊失敗後すぐに服用すると緊急避妊効果が期待できますが、服用後の性行為には避妊効果はありません。
そのため、服用後に性行為をすると、妊娠する可能性があるため注意しましょう。
- 内服後は、80%以上が生理予定日前~2日後に消退出血がある
- 内服後から出血があるまでは性交渉を避けるようにする
- 出血が生理予定日から7日以上遅れている場合、市販の妊娠検査薬でチェックする
アフターピルは避妊に成功すると、3週間以内に生理または消退出血が起こります。
どちらも起きない場合には、妊娠検査薬で検査しましょう。
また避妊成功を確認する前にリスク行為をすると、妊娠する可能性があります。
アフターピルは、服用のタイミングによっては避妊効果を発揮できないことを認識しておきましょう。
服用が早いほど避妊効果の低減を予防できる
アフターピルには、それぞれ規定の服用時間があり、有効時間以内に飲むことで避妊効果を得られます。
一般的には、性交後72時間以内とされていますが、24時間以内に服用することで最も高い効果が期待できます。
経過時間ごとの避妊効果の目安 | |
---|---|
24時間以内 | 99% |
72時間以内 | 97% |
アフターピルの避妊効果は、リスク行為から服用した時間が早ければ早いほど高くなります。
ただし、性交後72時間(3日)が過ぎた場合でもアフターピルの服用に意味がないわけではありません。
そのため、有効時間以内に服用できなかった場合は、一度医師に相談してみましょう。
クリニックによっては、チャットでの相談にも対応しているので、気軽に活用してください。
まとめ
今回は、アフターピルを薬局での入手が難しい理由や薬局以外での入手方法を解説しました。
薬局でのアフターピル販売は、調査研究への参加です。
注意点や条件などがあり、迅速な入手には不向きな場合があります。
一方で、オンラインクリニックなら、都合の良い場所から自分にあった時間に受診できます。
また、アフターピルだけでなく生理を遅らせるピルとして利用される低用量ピルもオンラインクリニックでの処方がおすすめです。
顔出し不要や24時間対応のオンラインクリニックもあるため、忙しい人にも利用しやすいです。
アフターピルの入手には、オンラインクリニックを利用しましょう。