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2024.01.27 コラム

アートメイクを長持ちさせるポイントや薄くなったときの対処法とは?

アートメイクで入れたデザインやカラーは時間の経過とともに少しずつ薄くなります。完全に消えることはないのですがメイクでの調整やリタッチが必要となります。

できれば「一度行ったアートメイクをいつまでもキレイを保ちたい」、「長持ちさせたい」と誰もが思うのではないでしょうか。そこで、今回はアートメイクを長持ちさせるポイントや薄くなったときの対処法をお届けするので参考にしてください。

なぜアートメイクは薄くなるの?

アートメイク
画像:Krasula / shutterstock

アートメイクは、皮膚の表皮層部分に針を刺し少しずつ色素を入れていきます。施術も1度では終わらず2~3回に分けて行われます。皮膚の浅い部分に色素を入れるため肌が新陳代謝を繰り返すとともに、デザインがぼやけたり完全に消えることはないものの色素が抜けていき徐々に色が薄くなっていきます。

アートメイクの持続期間は一般的には2〜3年程なりますが、代謝が良い方は薄くなる傾向が早く、冷え性や代謝の悪い方は持続期間が長いともいわれており、個々の体質や生活習慣によって薄くなるスピードが異なる場合もあります。

どんなことに注意したらアートメイクを長持ちさせられるのか気になりますよね。まず一つ目のポイントがダウンタイムの過ごし方です。ダウンタイムの過ごし方によって、その後のアートメイクの色持ちに大きく影響が出てきます。

ダウンタイムのケアが重要

女性 スキンケア 保湿
画像:popcorner / shutterstock

ダウンタイムは、傷ついた肌の回復と色素を定着させる大切な時間です。守ってほしい5項目を説明するのでみていきましょう。

ダウンタイムの過ごし方

アートメイクを美しく長く保つためにもダウンタイム中に気をつけてほしいポイントを説明します。

(1)洗顔・メイクを控える

入れたばかりの色素はまだ定着しておらず流れやすくなっています。洗顔・クレンジングの成分によっては必要以上に色素が流れ出てしまう可能性もあります。施術後は可能な限り素顔で過ごし、洗顔やメイクは控えるようにしましょう。

(2)施術部位をしっかり保湿する

傷ついた皮膚を守るためにもとにかく保湿です! 施術後は1週間〜10日間程度ワセリンや軟膏で施術部位を保護ししっかり保湿をしていきましょう。ワセリンなどを塗るときも綿棒を使用しやさしく塗るようにしましょう。

(3)施術部位を刺激しない

施術部位は傷つき非常にデリケートな状態になっています。肌が再生している間は、少し刺激しただけでも出血、腫れなどに繋がりやすくなっています。刺激を与えなように注意してください。瘡蓋ができても剥がさないようにしてくださいね。剥がすと傷口を広げてしまう可能性があります。

(4)激しい運動・長時間の入浴・飲酒は避ける

ダウンタイム中は激しい運動や長時間の入浴、飲酒は控えてください。運動や入浴は代謝を上げ血行を促進します。汗をかくと、汗と共に色素が流れ出てしまう可能性があるので注意してください。

飲酒も血管を拡張させて血液の流れを良くし血行を改善する特徴があります。ダウンタイム中は静かに過ごしましょう。

(5)日焼け対策をする

紫外線には色素の褪色、色素沈着のリスクがあります。施術後、1週間は日焼け止めの使用が禁止されているので、外出する際は、サングラスや帽子、日傘、マスクなどのアイテムを使って対策しましょう。

アートメイクの色素をキレイに定着させ、長く保つためにもダウンタイム中の過ごし方は以上の5項目を守るようにしましょう。

アートメイクを長持ちさせるポイントは?

アートメイク
画像:Elena Babanova / shutterstock

アートメイクを長持ちさせるには、ダウンタイム中のケアはもちろんのこと、普段の生活習慣の中にも気を配りたい場面があります。では、長持ちさせるポイントを説明するのでみていきましょう。

(1)規則正しい生活習慣を心がける

アートメイクを長持ちさせるために新陳代謝を乱さないように心がけてください。睡眠不足、食生活の偏り、暴飲暴食、過度なストレスで代謝は乱れやすくなります。

規則正しい生活習慣はキレイな肌を保つためにも大切なこと。アートメイクを入れたり、高価な化粧品を使ったとしても、生活習慣が乱れると代謝にも影響が出てアートメイクの持ちが悪くなったり、お肌も荒れてしまうでしょう。

(2)ピーリングは控える

肌トラブル改善のためにピーリング効果のある化粧品を使用されることがあると思います。ピーリングは、古い角質を除去し代謝のサイクルを整えてくれるのですが、強制的に代謝を促す行為はアートメイクの持ちを悪くする要因になります。

稀に「ピーリング剤を施術部位にはつけないように気を付ける」とピーリングを行う方もいるのですが、少しでも施術部位に成分が付着すると色素が退色してしまう可能性があるのでアートメイクをしている方は控える方がベストだといえます。

また、ピーリング効果のあるエステや化粧品同様に、ピーリングジェルやピーリング効果のある石鹸にも注意してください。

(3)紫外線対策をする

ダウンタイム中はもちろんのこと、普段から紫外線もアートメイクには大敵です。日焼けというのは皮膚が炎症を起こしている状態です。炎症を起こしていると肌は再生しようと代謝を高めてしまいます。

そうなると色素の排出も早くなるので、アートメイクが薄くなる要因に繋がります。アートメイクを長持ちさせるために施術部位に直接日光や紫外線が当たらないように注意が必要です。

(4)肌荒れやケガに気をつける

例えば「ちょっとしたスリ傷がいつの間にか治っていた」という体験をしたことがありませんか? これは、肌が再生し新しい細胞が傷ついた細胞に代わったため傷口が元通りになったということです。これも代謝に一環となり、肌が再生する過程でアートメイクの色素が排出されてしまいます。

肌荒れやニキビ、吹き出物などの肌トラブルがも同じです。皮膚細胞の生まれ変わりは肌の代謝によって起きるもの。肌荒れやケガに気をつけるようにしてください。

(5)保湿はしっかり

ダウンタイム中はもちろんのこと日頃から保湿は重要です。肌をベストなコンディションで保つことはアートメイクの持ちにも大きな影響を与えます。日々のスキンケアを丁寧に行い肌をベストな状態に整えるよう心がけましょう。

アートメイクが薄くなったときの対処法

アートメイク カラー
画像:Mike_O / shutterstock

アートメイクが薄くなるといっても、全体が均一に薄くなればまだいいのですが、まだらに薄くなってしまったり、デザインが崩れてくると見た目がかなり気になりますよね。ここでは、アートメイクが薄くなったときの対処法を説明していくのでみていきましょう。

(1)リタッチする

アートメイクの色が薄くなったと感じたらメンテナンスが必要です。リタッチは、色味の補正、崩れてしまったデザインのバランスを整えたり修正することが可能です。リタッチを複数回行うことで、次第に色素も定着しやすくなっていくでしょう。

また、数年経つとお顔にも変化が現れます。その時の印象に合わせてデザインを変更したり、その時々のトレンドに合わせたり、色を変えて気分転換をすることもできます。

(2)メイクで微調整

リップであれば口紅でカバーしたり、眉であれば形が残っているのでアイブロウペンシルやパウダーでカバーできます。アイラインは、アイライナーやまつ毛エクステやつけまつ毛で隠す方法もあります。

アートメイクが薄くなったと感じたら、メイクで微調整しつつ、リタッチを検討してみてください。

【まとめ】

アートメイク
画像:hedgehog94 / shutterstock

肌は代謝を繰り返すのでどうしてもアートメイクは薄くなっていきます。しかし、普段の生活習慣や日頃のケアで長持ちさせることは可能です。せっかく入れたアートメイクがすぐ落ちてしまうとがっかりますよね。

そうならないためにも……

・規則正しい生活習慣
・ピーリングは控える
・紫外線対策
・肌荒れやケガに気を付ける
・保湿はしっかり

以上の5項目を実践してみてください。

【クリニック詳細】

Kinshicho Beauty Clinic ARTMAKE
錦糸町ビューティクリニック〜アートメイク〜

〒130-0022
東京都墨田区江東橋2-13-4
錦糸町シティビル1階
JR 錦糸町駅 東京メトロ 錦糸町駅 徒歩2分
電話番号:0120-191-373(受付時間:平日土日 10:00~19:00)
診療時間:10:00〜19:00
休診日:水曜日と祝日

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