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2023.05.25コラム

取り返しがつかない事態も!セルフアートメイク5つの危険性

インターネットで「セルフアートメイク」と検索すると多くの人がブログやYouTubeなどで「セルフアートメイクのやり方」、「眉と唇自分でやってみました!」、「セルフに挑戦」など発信しています。

また、セルフアートメイク用のキットも販売されており、誰もが気軽にセルフアートメイクを楽しめる風潮になりつつあるのですが……。セルフアートメイクには大きな後悔を残すデメリットがあります。そこで今回は、正しい知識を身につけるためにも、セルフアートメイクの危険性を5つ解説していくので参考にしてください。

セルフアートメイクとは?

アートメイク道具
画像:Kasefoto / shutterstock

セルフアートメイクとは、美容クリニックで医療従事者に施術してもらうアートメイクを自分自身で行うことです。通信販売や個人輸入にて専用ニードルやマシン、手彫り用のペン、インクなどがキットとして販売されています。

色素の種類も多く安価で入手でき、一度購入するとリタッチも可能のようです。そのため、挑戦する人が後を絶たないのですが、通販などで販売されているキットは海外製のものが多く変圧器などが必要になる場合もあります。

アートメイクは医療行為です

アートメイクは、針で皮膚に傷を付けて色素を注入するため医療行為と法律で定められています。日本では医師免許を有しない者が業として行えば医師法違反にあたるとされています。(※参考1)

クリニックで行われるアートメイクは、知識や技術を習得した医師免許もしくは看護師免許を持った施術者が安全に十分配慮した上で施術を行なっているから安心して受けることができるのです。

医療行為という意味合いでもセルフアートメイクをやめた方がいい理由になるのですが「人に行うわけではなく、自分自身にするのだから「業」には当たらない」、「料金も抑えられ手軽にアートメイクができるならしてみたい」という理由でセルフアートメイクに挑戦する人が数多くいます。

確かにセルフアートメイクが理想通り仕上がれば魅力的かもしれませんが、実際には大きな危険性があり、後悔する確率の方が高いといえるでしょう。

セルフアートメイクの危険性

メイク失敗
画像:Golubovy / shutterstock

ここではセルフアートメイクの危険性について解説していきます。どのような危険性が隠れているのか見ていきましょう。

(1)安全の保証がない

通信販売でセルフアートメイクのキットを気軽に購入できるようですが、そのほとんどが海外製品であり日本基準においての安全保証がなされていないと考えられます、中には低品質なものも販売されおり、説明書に専門用語も使われているため、マシンなどの使用方法を正しく理解するのも難しいでしょう。

また、セルフで使用するインクに酸化鉄(金属)が多く含まれていると……

・金属アレルギーの発症

・術後の変色

・病気になってもMRI検査を受けられない

このようなトラブルを招く可能性もあります。セルフアートメイクには安全の保証が何もないということを覚えておきましょう。

(2)感染症や肌トラブルの可能性

消毒したから大丈夫だろうとい安易な考えでセルフアートメイクを行うと、感染症や肌トラブルを招きやすくなります。安心・安全なアートメイクを受けることができるのは、衛生管理が徹底されたリニックだからこそです。

セルフアートメイクの器具をどの程度消毒したら良いのか?

手元がぶれてしまい深く傷を作ってしまったときはどう対処したらいいのか?

アイラインアートメイクで針が眼球を傷つけてしまったら?

インクによるアレルギー反応が出てしまったら? 

考えるだけでも恐ろしくなりませんか?

知識も経験もなく安易にセルフアートメイクを施すと以下のトラブルを招く危険性が高くなります。

・施術部位の化膿

・内出血が治らない

・かさぶたがいつまでも治らない

・消毒が不十分なため腫れてしまった

・腫れが引かない

さらに、アイラインアートメイクなどは、眼球近くの皮膚に施すもの。針の扱い方は決して簡単ではなく、手元が少しでも狂うと角膜を損傷してしまい失明のリスクを伴います。

クリニックでの施術であれば、トラブルが起きたときも医師がすぐに対応してくれるでしょう。しかし、セルフだと新たに病院を探して駆け込む……なんてことになりかねません。

(3)理想の仕上がりにならない

眉メイクのお悩みで最も多いのが「左右対称に描けない」というものです。ただでさえ難しい眉メイクを、針で傷を付けて色素を注入するアートメイクでは高度な技術が必要になり、客観的に施術部位のバランスを見ながら色素を入れていかなければなりません。

セルフアートメイクをいつものメイク感覚で行なってしまうと以下の失敗が考えられます。

・左右非対称になる

・色ムラ(まだら)になった

・色がにじんだ

・形が凸凹になった

このように、理想とはかけ離れた仕上がりになる可能性が高いといえます。

また、クリニックの施術者は患者様一人ひとりの肌色に合わせた色を作り出すことができますが、セルフアートメイクでは自分に合った色を作り出すのは非常に難しいものです。

例え自分に合った色ができたとしても、針を刺す深さが浅すぎれば色素がうまく入らず、逆に深く入れすぎるとにじんでしまうということもあり、結果的に満足な仕上がりにならず後悔することになるでしょう。

(4)失敗しても除去できない

アートメイクは一度施術をすると2~3年効果が持続します。これはセルフでもクリニックで行うアートメイクも同じで、失敗したからといって簡単に消すことはできません。一度色を入れてしまうとデザインを変更するまでに2〜3年は待つことになります。

また、針を刺す深さが分からず、真皮層まで色素が入ってしまうと、タトゥー(入れ墨・刺青)のように半永久的に色素が残ってしまう可能性もあります。

そうなると、クリニックでの除去治療や修正が必要となり、高額な費用がかかってしまうだけでなく、肌に大きな負担をかけてしまいます。

(5)一生後悔することも

クリニックでは施術前に入念なカウンセリングと医師の診察があります。アートメイクに合わない体質の場合は施術をすべきでないと判断することもあります。

しかし、セルフアートメイクではそのような判断が難しく、気軽に行なったことで、施術部位がケロイドになることもあります。色素の成分で、アレルギーを起こす可能性も否定できません。場合によっては、副作用で一生苦しむことになります。

顔に傷を作るだけでなく心にも傷を負ってしまうでしょう。そうならないためにもアートメイクの正しい知識を身につけ、セルフアートメイクはやってはいけないと理解してください。

無資格者のアートメイクは違法

施術料金やダウンタイム、通う日数を考えると、気軽に受けられないという理由からセルフアートメイクを選択する人が多いのですが、もう一つ注意してほしいのが、安価を売りにしている個人の美容サロンや、エステ、マツエク専門店などのオプションで行われているアートメイクです。

クリニックと比較すると確かに美容サロンの価格帯は安い傾向にあるのですが、医師が常駐しておらず、無資格の施術者がアートメイクを行っている場合が多々あります。この行為は違法行為となり、実際に、資格のない施術者や施設による被害が多発しています。

国民生活センターの調査によると「2006年から2011年までの5年間でアートメイクに関する被害が121件寄せられており、その95%は医師免許を有しない者が行った施術によると思われる事例である。」としています。

引用:国民生活センター

警視庁でも「針で体を傷つけるのは医療行為で、エステでの施術は医師法違反にあたる」と同法違反容疑での摘発が相次いでいます。(※参考2)

セルフアートメイクや無資格者による施術を安易に選んでしまうと一生後悔することになるかもしれません。アートメイクは必ず医師・看護師が常駐しているクリニックで行いましょう。

【まとめ】

アートメイク
画像:Mariia Korneeva / shutterstock

アートメイクは、とても繊細で高度な技術を要します。いくらメイクが得意で手元が器用だとしても、アートメイクと普段のメイクはまったくの異なるものです。セルフアートメイクは非常に多くのリスクを伴い、取り返しのつかない事態になることも容易に考えられます。

失敗や後悔のないアートメイクをしたい方は錦糸町ビューティクリニックにご相談ください。高い技術力を持つスタッフが理想とするデザインや患者様の肌色に合った色味を作り出し、ご満足する仕上りをご提供いたします。

【クリニック詳細】

Kinshicho Beauty Clinic〜ART MAKE〜
錦糸町ビューティクリニック〜アートメイク〜

住所:〒130-0022
東京都墨田区江東橋2-13-4
錦糸町シティビル1階
アクセス:JR 錦糸町駅 東京メトロ 錦糸町駅 徒歩2分
電話番号:0120-191-373(受付時間:平日土日 10:00~19:00)
診療時間:10:00〜19:00
休診日:水曜日と祝日

※参考(1):医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて
※参考(2):日本経済新聞

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