イオン導入

お肌の潤いも透明感も！

イオン導入で内側から輝く美白肌へ

こんな悩みありませんか？

乾燥肌やシミ
くすみ
毛穴の開き
繰り返すニキビ

乾燥肌やシミ・くすみ、毛穴の開き、繰り返すニキビなど、お肌の悩みを抱えていませんか？毎日のスキンケアを頑張っていても効果を実感しにくいと感じる方も多いでしょう。そんな様々なお肌の悩みにアプローチできる施術の一つが「イオン導入」です。イオン導入は、美容皮膚科で受けられるお肌に優しい施術で、美白（シミ・くすみの改善）や毛穴ケア、保湿による乾燥改善、ニキビ予防など多岐にわたる効果が期待できます。

ダウンタイム（回復期間）もほとんどなく痛みもないため、施術後すぐにメイクして日常生活に戻れる手軽さも魅力です。

なぜ浸透率が上がるのか

私たちの皮膚にはバリア機能があり、特に表面の角質層が外部刺激や異物の侵入を防いでいます。そのおかげでお肌を守れる一方で、化粧水や美容液に含まれる有効成分（水溶性のビタミンや美容成分など）も肌の深部には届きにくいという難点があります。せっかく高機能な美容成分を塗っても、角質層に阻まれて十分浸透しないことが多いのです。

イオン導入はこの皮膚のバリアを一時的に緩め、美容成分の浸透効率を飛躍的に高める施術です。具体的には、イオン導入の機器に備わった電極からお肌に微弱な電流を流し、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸など電気を帯びた（水溶性の）有効成分をイオン化して肌内部へ送り込みます。電気の「同極どうしは反発し合う」という性質を利用し、例えばマイナスに帯電したビタミンC誘導体であれば、マイナス極からの反発力によってその成分が肌の奥へと押し込まれるイメージです。これにより、通常は角質に阻まれて届かない有効成分も真皮層付近まで浸透させることが可能になります。

その浸透力は、単にお肌に塗布した場合に比べて約30～100倍以上とも言われています。高濃度の美容成分を肌の奥深くまで届けることで、シミやシワの改善、みずみずしいハリのある肌を取り戻す効果が期待できます。電流は弱く設定されており施術中に刺激や痛みを感じることはほとんどなく、安全に受けられるのも特徴です。このようにイオン導入は、「電気の力で美容成分を肌にしっかり浸透させることで効果を高める」仕組みなのです。

使用する代表的な美容成分

イオン導入でお肌に送り込む美容成分はいくつか種類があります。お悩みや目的に合わせて薬剤を選ぶことで、より効果的なケアが可能です。以下は代表的な美容成分とその作用です。

ビタミンC: イオン導入で最もポピュラーに使われる成分です。ビタミンCは美白効果が高く、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを改善します。さらに抗酸化作用により肌老化の防止やコラーゲン生成促進によるハリ改善効果も期待できます。皮脂分泌を抑制して毛穴の開き改善やニキビの予防・ニキビ跡の改善にも有効で、総合的な美肌効果を発揮する成分です。ただしビタミンCそのものは水溶性でお肌に浸透しにくいため、イオン導入によって効率よく肌の奥まで届けることで最大限の効果を引き出します。
トラネキサム酸: 医療用のシミ治療薬としても知られる成分で、メラニン生成を阻害する美白作用と炎症を鎮める抗炎症作用を併せ持っています。イオン導入でトラネキサム酸を肌に届けると、従来は治療が難しかった肝斑（かんぱん）の改善にも効果を発揮します。シミ・肝斑、くすみをケアして透き通るような白い肌へ導くほか、炎症を抑えることでニキビ・肌荒れの改善にもつながります。さらに保湿効果もあるため、乾燥が気になる方の肌質改善にも役立つ成分です。トラネキサム酸はアミノ酸の一種でお肌に優しく、ビタミンCとの併用で相乗的に美白効果を高めることもできます。

期待できる効果

美白効果（シミ・くすみの改善）
- メラニンの生成を抑制することで、シミやそばかす、くすみを予防・改善します。ビタミンC誘導体やトラネキサム酸の導入により肌に透明感が生まれ、トーンアップした明るい肌が期待できます。紫外線によるダメージを受けた肌のケアにも有効で、日焼け後の色素沈着を防ぐ効果もあります。
毛穴ケア・皮脂改善
- ビタミンCの収れん作用で毛穴を引き締め、開き毛穴を目立ちにくくします。同時に皮脂の過剰分泌を抑える働きがあり、テカリやベタつきを抑制して肌をサラサラに保ちます。毛穴に皮脂や角栓が詰まってニキビができる悪循環も断ち切り、ざらつきのない滑らかな肌質へ整えます。
保湿効果（乾燥の改善）
- 保湿成分を肌の奥まで届けることで肌の水分量が高まり、潤いのあるふっくらとした肌になります。とくにプラセンタやヒアルロン酸※を含む導入液を用いると高い保湿効果が得られ、乾燥でごわついたお肌も柔らかく整います。角質層の水分が増えることで肌のバリア機能もサポートされ、外部刺激に負けにくい健やかな肌へと導きます。（※ヒアルロン酸は分子が大きいためイオン導入では不向きとされていますが、低分子化したものを用いる場合やエレクトロポレーション等の併用で浸透を図るケースもあります。）
ニキビ予防・肌荒れ改善
- 抗炎症作用のあるビタミンCやトラネキサム酸を浸透させることでニキビの赤みや炎症を鎮静し、悪化を防ぎます。ビタミンCにはニキビの原因菌（アクネ菌）を抑制する働きもあり、新たなニキビの発生を予防する効果が期待できます。またターンオーバー（肌の生まれ変わり）の正常化を助け、古い角質や毛穴づまりを解消することで肌荒れしにくいコンディションへ整えます。ニキビ跡の色素沈着にも美白作用が有効に働き、跡が早く薄くなる手助けとなります。