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アキュチップ

米国Cutera(キュテラ)社が開発した最新IPL治療(光治療)の一つで、特定のシミにだけ反応する光を当てて周囲の肌に余計なダメージを与えません。やさしい光でスポット的にシミを改善できるため、従来治療では難しかった目元や鼻周りの細かいシミにも対応できると注目されています。

  • 目周りのシミ
  • 鼻周りのシミ
  • 特定のシミを治療したい

アキュチップ(AccuTip)は、シミ・そばかす治療用の光治療器(IPL)です。世界的なレーザー機器メーカーである米国Cutera社製で、同社のIPL治療器「ライムライト」の姉妹機にあたります。

ライムライトが顔全体に広く光を当てるのに対し、アキュチップは直径5~6mmほどの小さなスポット照射が可能な専用ハンドピースを使用し、「ここだけ治したい」というポイントに集中照射します。

照射に用いる光の波長は約500~635nmで、これは肌の中のメラニン色素(茶色のシミの原因)やヘモグロビン(毛細血管の赤み)に特に反応しやすい範囲です。そのため狙った色素だけに選択的に作用し、周囲の正常な皮膚を傷つけずにシミや赤みを改善できます。先端には冷却システムも搭載されており、痛みや熱による肌ダメージを抑えながら高いエネルギーを届けることが可能です。

  • 老人性色素斑(一般的な「シミ」)
    • 紫外線による代表的な茶色いシミ。特に<u>目の下や頬骨周り、鼻周り</u>などにできやすいスポット状のシミ。アキュチップは従来の光治療器では反応しにくかった薄いシミにも効果を発揮し、メイクでも隠しづらい細かなシミをピンポイントで改善できます。
  • そばかす(雀卵斑)
    • 遺伝的要因で幼少期から現れる小さな茶色い斑点。薄いものが多く、従来治療では残りがちでしたが、アキュチップは薄いそばかすにも反応して色を薄くすることが期待できます。
  • 赤いホクロ・毛細血管拡張
    • 顔に点状にできる赤い隆起(老人性血管腫)や、小鼻脇の毛細血管拡張による赤ら顔部分など。アキュチップの光は血液中のヘモグロビンにも吸収されるため、これらの赤い色素病変も徐々に目立たなくする効果が期待できます。特に小鼻周りの細かな赤みはレーザーでは照射しにくい場合がありますが、アキュチップならアプローチ可能です。

上記のように、アキュチップは顔の中でも特に気になるポイントに絞った治療に向いています。照射スポットが小さいため、<u>目元や鼻筋など細かい部位のケア</u>にも適しており、例えば「目立つこの1個のシミだけ取りたい」といったご要望にも応えられるのが特長です。また老人性色素斑以外にも、ニキビ跡の赤み消しや平坦なホクロの色調改善などに応用されることもあります(※ホクロへの照射は複数回の治療が必要です)

スクロールできます
項目アキュチップライムライトQスイッチヤグレーザー
照射方式/ターゲット広帯域の光を小さなスポットで照射。メラニンや赤みに選択的に反応。広帯域の光を全顔に均一照射。色素・血管・コラーゲンへ多面的に作用。特定波長の高出力をスポット照射。メラニンを瞬時に破砕。
得意な悩みピンポイントの老人性色素斑/薄いシミ、鼻周りの赤み。薄いシミ・そばかす、くすみ、赤ら顔、毛穴、小じわ、ハリ。濃いシミ・点在斑、ADM/タトゥー等(設定により)。
施術範囲直径約5〜6mmのスポット照射。気になる点のみ。全顔〜広範囲を一括ケア。主にスポット(気になる点を一点ずつ)。
細部(目元・鼻周り)適性◎ 小さなヘッドで細部も狙いやすい。△ 広範囲向け。細点は残る場合あり。○ スポット可だが反応が強く管理が必要。
効果の出方数日〜1週間で反応部が濃く→薄いかさぶた→1〜2週間で剥離し薄く。徐々にトーンアップ。反応シミは微細なかさぶた→約1週間で自然剥離。即時性高め。濃いかさぶた形成→色が抜ける。
ダウンタイム小さな色調変化・薄いかさぶた。日常生活ほぼ制限なし。軽い赤み・ざらつき程度。メイク当日OK。あり。1〜2週間の色調変化・かさぶた。
保護テープ不要。不要。必要(目安1〜2週間)。
痛み軽いパチッ程度(冷却付き)。麻酔ほぼ不要。軽度。麻酔不要が一般的。輪ゴムではじく程度〜やや強め。麻酔併用可。
色素沈着リスク比較的低め(UVケア必須)。低め(適切設定・UVケアで抑制)。ややあり(術後管理が重要)。
通院目安1回で満足する例あり/通常1ヶ月間隔で2〜3回。3〜4週ごとに5回前後→メンテ。病変により1回〜複数回。間隔は医師指示。
使い分けの目安「ここだけ消したい」スポットの薄いシミ・細かな赤みに最適。全顔のくすみ・薄いシミ・赤みをまとめて底上げ。濃いシミを早く確実に取りたい場合に。
施術方法施術範囲価格
アキュチップ1ショットごと¥2,200
  • 診察代・麻酔代・薬剤代等は毎回別途必要となります。
効果はいつ実感できますか?

照射後すぐにシミが薄くなるわけではありませんが、1~2週間ほどで効果を実感できる方が多いです。施術翌日からシミ部分に薄い膜(かさぶた)が張り、自然に剥がれ落ちるまでに10日前後かかります。かさぶたが取れたとき、「あれ?シミが消えてる!」と気づく方もいらっしゃいます。その後一時的に薄茶色の跡が残ることがありますが、メイクで隠せる程度で徐々に肌色になじんでいきます。完全にシミが消えるまでの回数はシミの濃さによりますが、早い方は1回で満足され、通常は数回の治療で徐々に薄くしていきます。

痛みはありますか?

個人差はありますが、強い痛みはほとんどありません。照射の瞬間チクッとする程度で、よく「輪ゴムで弾かれたような軽い痛み」と表現されます。アキュチップは先端に冷却機能があり、光を当てると同時に肌を冷やしてくれるため痛みが和らぎます。麻酔クリームをご希望の場合は使用も可能ですが、通常は麻酔なしで耐えられる患者さまが大半です。施術中もスタッフが声掛けしながら行いますので、怖がらずリラックスしてくださいね。

ダウンタイムはありますか?

ほとんどありません。アキュチップ照射後は一時的に薄いかさぶたができますが、レーザー治療のように厚いかさぶたや出血は起こらないため、施術当日からメイクでカバー可能なレベルです。テープを貼ったり長期間安静にしたりといった必要も基本的にありません。強いて言えば、かさぶたが取れるまでの間は無理に剥がさない・日焼け止めを塗るなどのケアが必要なくらいです。人によっては照射後数日はシミ部分が濃く見えるため、大事なイベント前は避けておくと安心でしょう。それ以外は普段通りの生活を送れますので、仕事や家事で忙しい方でもダウンタイムを気にせず受けられる治療です。

アキュチップは、「狙ったシミだけを集中的に治療したい」という希望を叶えるために生まれた施術です。広範囲をケアする従来のIPL(フォトフェイシャル)や強力にメラニンを破壊するレーザー治療とは一線を画し、スポット治療に特化したそのアプローチはまさに「シミ一点集中治療」の最適解と言えます。

周囲の肌への負担が少なく、施術後すぐメイクできる手軽さも大きな魅力です。目元や鼻周りの細かいシミにも対応できるため、鏡を見るたび憂鬱だった「あのシミ」をこっそり無くして笑顔になれるでしょう。

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シミ取りレーザーは怖い…でもシミは消したい!という方こそ、ぜひアキュチップによる優しいスポット治療をご検討ください!