
小さなイボも見逃さない。
プロの施術でつるんと美肌!
なんだか首もとに小さなポツポツが…
朝、鏡をのぞいたときに首もとや目もとに小さなポツッとしたできものを見つけてドキッとした経験はありませんか?最初は「小さいし、そのうち消えるかな?」と放っておきがちですが、気づかないうちに数が増えていたり大きくなっていたりすることもあります。
イボというと年配の方にできるものというイメージがありますが、早い方では20代頃から首や顔に小さなイボが現れることも珍しくありません。「自分にはまだ関係ない」と思っていたのに、なんとなく増えてきたポツポツ…。そんなお悩みに戸惑い、不安やコンプレックスを感じている方も少なくないでしょう。
「もしかしてこのまま増え続けるの?」「放っておいて大丈夫?」と心配になってしまいますよね。見た目の違和感から、人の視線が気になってオシャレを思いきり楽しめなくなってしまうこともあるかもしれません。
しかしご安心ください。皮膚科・美容皮膚科で適切に治療すれば、そうしたイボは安全に、そしてきれいに取り除くことができます。
イボって何?種類と原因
そもそも「イボ」とは皮膚にできる小さな凸凹(でこぼこ)したできもののことです。医学用語では「疣贅(ゆうぜい)」といい、実はいろいろな種類があります。大きく分けると原因によって ウイルスが感染してできるもの と、加齢や紫外線など皮膚の変化によってできるもの の2種類があります。
前者はヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの一種が皮膚の小さな傷から入り込んで増殖し発生するタイプで、触れることで他の人にうつったり、自分の別の部位に広がったりすることがあります。
一方、後者のタイプは加齢や紫外線の影響によって少しずつ皮膚表面が厚く盛り上がってできた良性の腫瘍で、周囲に感染する心配はありません。紫外線の当たりやすい顔や首、身体などに数年かけて徐々に大きくなるのが特徴です。
当院でご相談の多い主なものは次の5種類です。
- 尋常性疣贅
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一般的な「いわゆるイボ」です。主にウイルス(HPV)感染が原因で、手指、ひじ、ひざ、足の裏など外部刺激を受けやすい部分によくできます。最初は小さな粒状ですが、だんだん大きく隆起し表面が硬く角質化してくるのが特徴です。灰白色を帯びることもあります。痛みはほとんどありませんが、放置すると数や大きさが増えてしまうため早めの治療がおすすめです。ウイルス性のため周囲の皮膚や他の人にうつる可能性もあります。
- 老人性疣贅
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別名「脂漏性角化症」とも呼ばれる良性の腫瘍で、加齢に伴い発生するイボです。ウイルスが原因ではなく皮膚の老化現象の一つです。顔や頭、胸元などによくみられ、茶色っぽい色調でザラザラとした表面をしています。大きさや形は様々で、平らに見えても拡大すると少し盛り上がっています。
60代以上のほとんどの方にみられるほど一般的ですが、若い方にも紫外線ダメージの蓄積でできることがあります。基本的に良性で放置しても健康上の問題はありませんが、場所によっては衣服に擦れて炎症を起こしたり、美容的な悩みになることもあります。
- スキンタッグ
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首や脇の下、胸まわりなどの皮膚がこすれやすい部分にできる柔らかい小さなイボです。1~3mm程度の肌色〜茶色の突起で、ぷにぷにと柔らかいのが特徴です。
中年以降に増えやすいですが、早い人では20代から徐々に発生することも少なくありません。数が多い場合は「首イボ」などと呼ばれコンプレックスになることも。遺伝的な要因も関与すると言われます。こちらも良性なので放置しても問題ありませんが、やはり見た目の悩みから治療を希望される方が多いタイプです。
- 汗管腫
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特に目の周りに多発する小さなできものです。見た目は白っぽい小さなブツブツで、一見ニキビや白い粒にも見えます。原因はエクリン汗腺(汗を出す汗管)の細胞増殖と言われ、遺伝的な要因もあります。思春期以降の女性にできやすい傾向があり、たくさん集まってできたり、互いにくっついて少し大きな塊状になることもあります。良性の腫瘍で健康への害はありませんが、やはり見た目が気になって美容皮膚科を受診する方が多いです。
- 稗粒腫
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こちらも目のまわりにできやすい1mm前後の白〜黄色っぽい粒状のイボです。毛穴や皮脂腺に角質や皮脂が溜まってできる小さな嚢胞で、いわゆる「ミリア」と呼ばれることもあります。数が多発することもありますが、浅い部分にできるため治療後の治りが早く、3~4日できれいになるのが特徴です。内容物を出せば簡単に取れるため、美容皮膚科で除去することでスベスベの肌がすぐに実感できるでしょう。
以上が主なイボの種類です。「自分のこのポツポツはどれだろう?」と気になるかもしれませんが、見分けが難しいケースもあります。例えば小さなスキンタッグとウイルス性のイボは素人目には区別がつきにくいこともあります。
自己処理するリスク
小さなイボを見つけたとき、「病院に行くほどでもないし、自分で何とかしようかな…」と思う方もいるかもしれません。しかし、自己流の処理や放置には注意が必要です。イボが気になるからといって誤った対処をすると、かえって状態を悪化させてしまうこともあります。
イボがあるとつい触ってしまったり、ザラザラして気になる部分を掻いてしまったりすることがあります。しかし、イボをかきむしると皮膚に傷がついて出血したり、細菌感染を起こす恐れがあります。特にウイルス性のイボの場合、傷口からウイルスが広がって周囲に新たなイボが増えてしまう危険もあります。
「洋服やアクセサリーに引っかかって邪魔だから」と、自分でハサミや爪でイボを取ってしまおうと考えるのは大変危険です。イボには細かな血管が新生されている場合もあり、無理にちぎると出血したり傷が深くなってしまうことがあります。また、運良く取れたように見えても表面だけで根本までは取り切れないため、結局また同じ場所に再発してしまうことが多いでしょう。
自己判断が難しい場合は無理をせず、一度皮膚科で診察を受けることをおすすめします。
施術のご提案
医療用レーザーの一種で、水分に反応して組織を蒸散(気化)させる性質を持っています。皮膚科以外にも耳鼻科や婦人科、歯科など幅広い分野で使用されており、皮膚科領域ではホクロやイボの治療に広く用いられる安全性の確立した治療法です。
料金
| 施術方法 | 施術範囲 | 価格 |
|---|---|---|
| ほくろ・いぼ(尋常性疣贅・鶏眼・しみに準ずる脂漏性角化症を除く) | ||
| 炭酸ガスレーザー | 3mm以下1個につき | ¥5,500 |
| 炭酸ガスレーザー | 3mmを超えた場合 1mmごと | ¥5,500 |
| 炭酸ガスレーザー | 3mm以下5個までまとめて(1個あたり4,180円) | ¥20,900 |
| 炭酸ガスレーザー | 3mm以下10個までまとめて(1個あたり3,190円) | ¥31,900 |
| Qスイッチヤグレーザー | 1mmごと | ¥6,600 |
| 尋常性疣贅・鶏眼(魚の目)・脂漏性角化症 | ||
| 炭酸ガスレーザー | 1mmごと | ¥11,000 |
- 診察代・麻酔代・薬剤代等は毎回別途必要となります。
- 治療日から1年以内に再発部位を治療される場合は、 再発時の大きさの料金の半額で治療致します。
前向きな気持ちと自信を取り戻すために
首元やお顔の小さなポツポツがなくなるだけで、鏡を見るたび憂鬱だった気分がぱっと明るくなるものです。長年気になっていたイボがなくなると、見た目の変化以上に気持ちまで前向きになり、自分の肌に自信が持てるようになるでしょう。

