錦糸町駅徒歩5分 | 自費診療のみ | 美容皮膚科・美容外科・アートメイク

にきび

毎朝鏡を見るたびに、そんなふうにため息をついていませんか?

思春期のわが子の顔に増えるニキビに胸を痛める親御さん、大人になっても繰り返す吹き出物に悩む女性、男性だって肌荒れやニキビで自信をなくすことがあります。

実はニキビは10代だけの悩みではなく、20代・30代以降になっても

治ったと思ったらまたできる・・・

何年もずっと繰り返している・・・

という方が非常に多いのです。ひとりで抱え込まないで大丈夫。同じ悩みを持つ方はたくさんいますし、適切なケアで必ず良くなる希望があります。

まずは、ニキビができる原因を一緒に見直してみましょう。原因を知れば対策のヒントが見えてきます。

さらに、「市販の薬や化粧品を色々試したのに効かなかった…」という方へ、その理由と、医療だからこそできる専門的なニキビケアの特徴についても解説します。そして当クリニック(錦糸町ビューティークリニック)で行っている代表的なニキビ治療法をご紹介します。

あなたのニキビに合った治療法がきっと見つかります。悩みを解消し、鏡を見るのが楽しみになるような素肌を一緒に目指しましょう。

〜思春期ニキビと大人ニキビの原因〜

一言で「ニキビ」と言っても、その原因やできやすい年代には違いがあります。思春期ニキビは主に10代に発生するニキビで、成長に伴うホルモンバランスの変化により皮脂が過剰に分泌されることが主な原因です。

皮脂が多い額や鼻などのTゾーンにできやすいのが特徴で、毛穴に皮脂や角質が詰まってアクネ菌(ニキビの原因菌)が増殖し、炎症を起こして赤く腫れたニキビになります。

ニキビの根本原因は、このように「毛穴が詰まること」にあります。毛穴が詰まらなければニキビはできにくいため、治療でもまず毛穴詰まりを解消し再発を防ぐことが基本方針となります。

大人ニキビ

一方、大人ニキビ(吹き出物とも呼ばれます)は20代後半以降にできるニキビを指し、思春期のニキビとは原因が少し異なります。

大人ニキビは皮脂だけが原因ではなく、複数の要因が重なって起こるのが特徴です。

具体的には、ホルモンバランスの乱れ(生理前などに黄体ホルモンが優位になると皮脂分泌が増えます)、ストレスや睡眠不足、乾燥による肌のバリア機能低下、合わない化粧品や洗顔のしすぎ、マスクや髪の毛が触れる刺激、古い角質やメイク汚れの毛穴残りなど、日常生活の中にニキビの種が潜んでいます。

大人ニキビは頬や口周り、顎など比較的乾燥しやすい部位にもできやすく、フェイスラインに繰り返し出るのが一つの特徴です。また一度できると治りにくく、赤く炎症を起こして跡が残りやすい傾向もあります。

特に20代後半以降の女性に多いフェイスラインや首のニキビは、治療に時間がかかる難治性のケースも少なくありません。

まとめると、思春期ニキビは「ホルモンによる皮脂過剰」が主因なのに対し、大人ニキビは「生活習慣や乾燥など様々な要因による毛穴詰まり」が主因です。ただ共通して言える根本原因は「毛穴が詰まって菌が増え、炎症を起こすこと」です。

比較項目市販薬・
化粧品
医療でできるニキビケア
診断・原因特定自己判断。思春期/大人ニキビ、酒さ様皮膚炎などの鑑別が難しく、原因ミスマッチになりやすい。医師が診察し重症度・肌質・生活要因まで評価。別疾患の可能性も鑑別し、原因に合わせて処方・設計。
作用の到達層主に表皮表面のケア。毛穴内部(面皰)/真皮には届きにくい。外用レチノイドで毛穴内角化を是正、内服で全身性に調整。レーザー/LEDで真皮~皮脂腺にもアプローチ。
作用範囲殺菌・保湿・角質ケアなど“一機能”に偏りがち。角化是正+殺菌+抗炎症+皮脂抑制を多面的に組み合わせ(薬×施術×生活指導)。
炎症ニキビの鎮静軽症なら改善可。強い炎症・多発例では力不足。抗菌薬/過酸化ベンゾイル、LED(ヒーライト)で炎症を速やかに鎮静。瘢痕化を予防。
毛穴詰まり是正スクラブや酸で一時的に表面を整えるが、再詰まりしやすい。外用レチノイドで角化正常化。ケミカルピーリングで面皰排出を促し再発を抑える。
皮脂コントロール洗浄/収れんで“その場しのぎ”。過度な脱脂はリバウンドや刺激に。ビタミンB群/漢方/必要に応じ内服で分泌調整。LEDで皮脂腺機能にもアプローチ。
にきび跡
(赤み・色素・凹凸)
美白/保湿で“目立ちにくく”はできるが限界。凹凸は改善困難。赤みはLED/外用、色素沈着はトラネキサム酸/ビタミンC導入、凹凸はフラクショナルレーザー等で根本改善を狙う。
即効性/再発予防軽症の一時改善は可。根本要因が残り再燃しやすい。急性期を素早く鎮めつつ、角化・皮脂・菌環境を是正。再発しにくい“にきびができにくい肌”を育てる。
個別最適化“万人向け”処方。肌質/生活背景への細かな調整は難しい。思春期/大人/男性肌で処方を切替。通院頻度・費用も含めオーダーメイド設計。
安全性・副作用管理自己判断での長期使用は、乾燥/刺激/悪化(擦りすぎ・誤使用)リスクも。医師が副作用をモニタリング。刺激が出たら速やかに処方/強度を調整し安全に継続。
費用対効果単価は安いが、長期反復で総額が高くつくことも。効果が不安定。短期~中期で原因へ的確に投資。再発予防まで見据えると総合的なコスパ◎。
継続サポート自己流で迷いやすく、途中で挫折しがち。治療→維持→再発予防の各フェーズで伴走。スキンケア/生活改善も具体的に指南。

上記の比較表から、「結局、ニキビは医師に相談すべき?」という問いの答えはYESです。

ニキビの種類・数・肌質は人それぞれですから、クリニックでは一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を行います。例えばお肌が敏感な方にはまず保湿ケアで土台を整えてから治療を開始する、など柔軟な対応が可能です。

さらに、「もしかしてニキビじゃない別の皮膚疾患だった」という場合もありますが、医師であれば的確に診断してくれるので安心です。

ケミカルピーリング

薬剤(酸)を使って肌表面の古い角質をやさしく取り除く治療です。古い角質が取り除かれると皮膚のターンオーバー(生まれ変わり)が促進され、詰まった毛穴が改善します。

イオン導入

ビタミンCなどの有効成分を電流の力で肌の奥まで浸透させる治療です。当院ではニキビ治療にビタミンCを用いることが多く、イオン導入によりビタミンCをお肌にしっかり届けることで毛穴周囲の皮膚を引き締めて皮脂分泌を抑える効果があります。

フラクショナルレーザー

ニキビ跡のクレーター治療として非常に有効なレーザー治療です。肌にごく細かな点状のレーザー照射を行い、表皮から真皮にかけて無数の微小な穴を開けることで肌の再生を促す「皮膚の入れ替え」治療とも呼ばれます。

ふくらんだ中が詰まったにきびの治療法です。
一般の保険診療では、前処置なく、または針で穴を開けたうえで、面皰圧出器という器具でにきびを押しつぶして中身を出します。

施術方法施術範囲価格
ニキビの面皰圧出
炭酸ガスレーザーまたは注射針1ヶ所¥1,100
稗粒種
炭酸ガスレーザーまたは注射針通常部位一個につき¥2,200
眼窩内部部位一個につき
(触れたときに下に骨のない部分)
¥3,300
毛細血管拡張症
アキュチップ1ショット¥2,200
埋入毛除去
炭酸ガスレーザー1本につき¥3,300

当院は、保険診療を扱わない完全自費診療クリニックです。

塗り薬や飲み薬による治療は、ニキビケアの土台となる基本治療です。当院は完全自費のクリニックですが、ニキビ治療用の塗り薬・内服薬も各種取り扱っており、必要に応じて処方しています。市販薬では手に入らない医療用のニキビ薬で、毛穴詰まりを取る薬、炎症を抑える薬、殺菌する薬、皮脂分泌をコントロールする薬など症状に合わせて使い分けます。

外用薬
アダパレンゲル

毛穴の詰まりを改善させる、にきび治療の根本的治療薬です。
日本皮膚科学会の最新の尋常性ざ瘡診療ガイドライン(2023)でも推奨度はトップランクのA「行うよう強く推奨する」に分類されている塗り薬です。

ベピオ(過酸化ベンゾイル)

ベピオとは過酸化ベンゾイルのこと。にきび治療に用いられる基本的な薬剤です。
過酸化ベンゾイルは薬剤耐性菌の報告がなく、長期で使用しても安定した効果が期待できます。
最新の尋常性ざ瘡ガイドライン(2023)でも推奨度はトップランクA「行うように強く推奨する」に分類されています。

クリンダマイシンゲル

炎症性にきびに対して使用する、抗生物質の外用薬です。
にきびを起こす種類の細菌に効きやすい抗生物質が使われています。
これも、日本皮膚科学会の最新のガイドラインでトップランクのA「行うよう強く推奨する」に分類されています。

ゼビアックスローション

クリンダマイシンと同様に、炎症性にきびに対して使用する抗生物質の外用薬です。
これも上記ガイドラインのトップランクのA「行うよう強く推奨する」に分類されています。

トレチノイン

しみやしわ治療で有名なトレチノインですが、皮膚の新陳代謝改善や皮脂分泌抑制により、にきび跡にも効果があります。

ヘパリン類似物質ローション

強い保湿作用があります。他のぬり薬と併用することでにきびもできにくくなります。

内服薬
ビブラマイシン

抗生物質です。炎症性にきびが見られる際に効果を発揮します。

ビフロキシン(ビタミンB2、B6)

皮脂分泌抑制、皮膚新陳代謝改善などによりにきび発生を抑制します。

桂枝茯苓丸ヨクイニン(漢方薬)

にきび全般に効果がありますが、特にアゴ周りにできやすい大人にきび(吹き出物)に効果があります。

清上防風湯(漢方薬)

赤みの強いにきびに高い効果があります。

ニキビは症状の重さや治りやすさに個人差がとても大きいため、万人に共通した治療法では不十分です。当院では、その方のニキビの状態・ライフスタイル・ご予算等に応じて、最もふさわしい治療方法を組み合わせてご提案いたします。

例えば忙しくて頻繁に通院できない方にはホームケア中心の治療計画をご提案したり、即効性を求める方にはピーリング+光治療を併用するコースをご提案するといった具合に、一人ひとりオーダーメイドの治療を行っています。

錦糸町ビューティークリニックまで
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「ニキビに悩む全ての方に笑顔になっていただきたい」という想いで治療にあたっています!